前回は、士業資格を取るメリットについて4人の司法書士・税理士で話し合いました。
今回は、士業資格を取る”デメリット”について話し合った内容をご紹介します…、という予定だったのですが、話してみると資格を取ることのデメリットについては、あまり話があがりませんでした。
ただ、資格者として働く上で”気になること”や、”難しいと思うこと”について、それぞれ思うことがあったので、今回はそこらへんの話をご紹介します。
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資格がなくなると仕事が出来なくなるリスク
司法書士や税理士は、その資格が無いとできない仕事をしています。任意に資格登録を廃止したり懲戒を受けて資格が剥奪されると、司法書士や税理士の仕事が出来ないのはもちろんのこと、司法書士や税理士を名乗ることも出来ません。
“資格”があるから出来る仕事をしているので、その資格がなくなると仕事が出来なくなります。その資格一本に頼っていると、何かあったときに替えがきかなくなります。
また、士業の独占業務は、永続的に続くものとは限りません。AIの台頭によって業務がスリム化されたり、遺言書の自動作成サービスなどの様々なネットサービスもローンチされています。時代や環境の変化に対応しながら業務に取り組む必要があります。
収入が安定しない
士業に限らず個人事業主全般に言えることですが、開業すると会社員のように毎月の定期収入が保障されないので、収入は安定しません。稼ぐも稼がないも全ては自分次第ですが、明日の収入が保障されていないストレスを感じることがあります。
資格を取るのに時間とお金がかかる
司法書士試験や税理士試験に合格するためには、一般的には数千時間の勉強時間が必要とされています。仮に合格するのに3,000時間必要だとすると、1年で合格しようと思うと1日約9~10時間の勉強をする必要があります。1日3時間の勉強だと3年程かかる計算になります。
また、難関国家資格に合格するためには、多くの方は予備校に通ったりオンライン予備校の講義を受けて勉強します。受験期間が長くなれば、その分予備校代やテキスト・問題集にかかる費用もかさむことになります。
知識はタダだと思われることがある
「自分で契約書を作ったのだけど、ちょっと見てくれない?」「登記申請を自分でしようと思うんだけど、アドバイスくれない?」
士業の人が有する専門的知識はタダではありません。しかし、知識は目に見えない価値であるため、しばしばタダで提供を受けられると思われる方もいらっしゃいます。もちろん全てにおいて対価を求める訳ではありませんが、「教えて貰って当然」といった態度で相談されると、なんとも言えない気持ちになります。
その他のちょっとしたこと
今回は資格を取ることのデメリット(?)について話しましたが、話してみると資格を取るメリットの方がスラスラと沢山出てくることを皆が感じました。
情報屋先生と誠実先生は、「伊藤塾
」で合格。
電卓先生は、「資格の学校TAC/Wセミナー」で合格。
六法先生は、「LEC」で合格。













