司法書士試験には筆記試験と口述試験があり、毎年1回実施されます。
筆記試験の試験時間は午前2時間、午後3時間の計5時間で実施され、筆記試験の合格者のみ口述試験を受験することができます。口述試験の試験時間は10~15分程度です。
司法書士試験の令和元年度の最終合格者の平均年齢は40.08歳となっており、幅広い年齢層の方が受験し合格されています。
合格率は3~4%程度であり、難関国家資格と呼ばれていますが、司法書士試験のメインである筆記試験は日曜日の1日で実施されます。
1日で勝負が決まるシビアな試験ではありますが、数日間に渡って実施される司法試験や公認会計士試験に比べると日程調整がしやすく、受験資格にも制限がないため、受験すること自体のハードルは低い試験であると言えるかもしれません。
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司法書士試験は受けやすい試験?
「○○士」と呼ばれる資格者の中でも、戸籍や住民票などを職務上請求できる士業「⓵弁護士、②司法書士、③土地家屋調査士、④税理士、⑤弁理士、⑥社会保険労務士、⑦行政書士、⑧海事代理士」をまとめて「8士業」と呼ぶことがあります。8士業の試験時間は以下のようになっています。
| 士業名 | 試験日 | 試験時間 |
| ⓵弁護士(司法試験) | 4日 (論文式3日、短答式1日) | 論文式:1科目2or3時間 短答式:1科目50分or1時間15分 |
| ②司法書士 | 筆記試験:1日 口述試験:1日 | 筆記試験:5時間 口述試験:10~15分程度 |
| ③土地家屋調査士 | 筆記試験:1日 口述試験:1日 | 筆記試験:4時間30分(※午前2時間は免除規定あり) 口述試験:10~15分程度 |
| ④税理士 | 3日 | 1科目2時間(11科目中5科目合格必須) |
| ⑤弁理士 | 短答式:1日 論文式(必須科目):1日 論文式(選択科目):1日 口述式:1日 | 短答式:3.5時間 論文式(必須科目):5時間 論文式(選択科目):1.5時間 口述式:10分程度 |
| ⑥社会保険労務士 | 1日 | 4時間50分 |
| ⑦行政書士 | 1日 | 3時間 |
| ⑧海事代理士 | 筆記試験:1日 口述試験:1日 | 筆記試験:6時間20分 口述試験:12分 |
司法書士試験の出題科目は11科目※です。
※⓵憲法、②民法、③刑法、④商法/会社法、⑤民事訴訟法、⑥民事執行法、⑦民事保全法、⑧司法書士法、⑨供託法、⑩不動産登記法、⑪商業登記法
筆記試験の出題形式には多肢択一式(全70問)と記述式(全2問)があり、5時間の試験時間の中で11の全ての科目について出題されます。出題範囲とされている内容に比べて試験時間が短く出題数も少ないため、学習しても出題されない内容が多くあります。
試験の難易度を上げる基準点の設定
司法書士試験の難易度を上げている理由の一つには、筆記試験に基準点と言われる足切点が設定されている点にあります。基準点は⓵午前択一式試験、②午後択一式試験、③記述式試験それぞれに設定されていて、どれか一つでも基準点を下回ると、それだけで不合格になります。
司法書士試験の基準点は、基礎が出来ていれば突破できるという見解もありますが、司法書士試験の”基礎”と言われる範囲は幅広く、基礎が出来ていても受験年度の問題との相性で、合格レベルにあると言われる受験生でも、基準点を下回る結果になることもあります。
以前に比べて近年は、基準点と総合合格点の差が開きつつあり、基準点をただ超えるだけでなく、基準点にプラスして相当の上乗せ点を得点しないと合格が難しくなっています。基準点からの上乗せ点は、択一式試験で稼ぐ受験生が多い傾向にあります。
司法書士試験はシビアな試験ですが、論文式試験はありません。択一式試験の勉強は細切れの時間を活用して学習が出来るため、論文式試験が課される試験よりは受験勉強がしやすく、専業受験生でなくても仕事や子育てをしながら兼業受験生として合格を目指せる試験であるという意見もあります。
しかし司法書士試験には問題文の内容を読み取って登記申請書の内容を検討し書き上げる記述式試験がありますので、まとまった時間をとって勉強する時間も必要です。
情報屋先生と誠実先生は、「伊藤塾
」で合格。
電卓先生は、「資格の学校TAC/Wセミナー」で合格。
六法先生は、「LEC」で合格。













