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[司法書士試験]学習教材の利用法(テキストと問題集)[情報屋先生の資格試験情報]

司法書士試験学習教材

今回は、司法書士試験の受験生の時に使っていたテキストと問題集について、その使い方等を4人の現役司法書士がざっくばらんに話します。

テキストの使い方・書き込み・マークの仕方など

情報屋先生情報屋先生

【使用テキスト】
私は司法書士試験の学習を初めてから合格するまで、テキストは伊藤塾の入門講座のテキストだけを使っていました。法改正があった時は、テキストにその法改正情報を追記していきました。

【インデックスシール】
テキストには、各章ごとに「インデックスシール」を貼って、見たいページがすぐに開けるようにしていました。

【蛍光マーカー】
講師が講義の中で重要だと言っていたところには黄色の蛍光マーカーで線を引きました。マーカーで線を引くことで、復習する際にページの中でどこが重要なのかが一目で分かって良かったです。

【書き込み】
講義中の講師の解説は青色のボールペンで、自分で問題を解いた後にテキストに補足の書き込みをする時は緑色のボールペンで書き込みをしました。色分けして書き込むことで、後で見返した時に「青は講師が言っていたこと」「緑は自分で書いたこと」ということがパッと見て分かるようにしていました。

【関連知識の確認】
ページの余白に、その解説の関連知識や比較して覚えることが掲載されているページ番号を書いて、テキストを読んだ時に、合わせてその関連知識を確認できるようにしていました。

【付箋】
テキストを読んでいて分からないところや覚えられないところには、透明の付箋を貼っていきました。何度も読み返して「もう大丈夫」と思ったら、その付箋を剥がしていきました。初めは大量に貼っていた付箋は、試験を受ける前にはほぼ貼っていない状態になっていました。


誠実先生誠実先生

【使用テキスト】
私は「伊藤塾」のテキストを主に使っていました。会社法に関しては、学習途中に会社法の大改正があったので、Wセミナー(TAC)の「スタンダード合格テキスト」を買って使用していました。

【蛍光マーカー】
講義を受ける前の予習段階で、テキストの中の定義を青色理由づけをオレンジ色要件を緑色効果を黄色重要論点を赤色でマークしていきました。このマークの仕方は、「伊藤塾」の学長である伊藤真先生の教えを応用したものとなります。事前にマークすることで講義に集中でき、あとで見返した時にマーカーの色を見ることで何についての解説なのかが一目で分かって良かったです。

【書き込み】
テキストへの書き込みはあまりせず、補足説明などはLECの過去問集である「合格ゾーン」に書き込みをしていました。


電卓先生電卓先生

【使用テキスト】
「TAC」の講座のテキストを使っていました。「TAC」のテキストは白黒印刷だったので、自分でカスタマイズしやすくて良かったです。

【蛍光マーカー・書き込み】
TACの講義を受けている時に、講師が重要だと言っていたところに①赤ペンで一本の下線を引いていきました。復習の時に覚えていなかったり分かりにくいなと思ったところには、①で引いた赤線に、赤ペンでもう一本線を足して②赤ペン二重下線にしていきました。次に読み返した時に分からなかったところに①②+③ピンク蛍光マーカー、その次は①②で引いた二重下線を塗りつぶして④太い下線に変えていき、その次は③④+単語・文章を赤ペン囲いしていきました。

この方法で下線を引いたりマークをしていくと、自分が重要だと思ったところで、何度も見返すべきところが一目で分かって復習がしやすくて良かったです。

電卓先生
電卓先生
「テキストの問題化」を意識した結果、テキストをインプット教材としてだけではなく、アウトプット教材としても使っていた感じですね。

【筆記用具】
講義を受けたりテキストを読んだりする時に机の上に置いていた筆記用具は、①シャープペンシル、②赤のボールペン、③ピンクの蛍光マーカーのみです。色分けをし過ぎると情報量が多くなるので、色分けはせずにマークしたり書き込みをしたりしていました。

【ボールペンへのこだわり】
下線を引く時のボールペンはパイロットの「ハイテック」0.4mmを使っていました。「ハイテック」は書き心地がよく、0.3mmだと線を引くのには細すぎて、0.5mmだと書き込みをするには太すぎたので、0.4mmがちょうど良かったですね。


六法先生六法先生

【使用テキスト】
私は初めはLECの講義のテキストを使っていましたが、何度か試験を受けたあとからは、過去に受けた模試を何度も繰り返し解くという勉強をしていたので、学習途中からは模試をテキスト変わりに使っていました。

【チェック・蛍光マーカー】
模試の解説ページに、一度間違えたところに青色でチェックを入れ、もう一度間違えたところには青色の蛍光マーカーでマークしていきました。間違えたところは六法で条文を確認し、六法にもチェックを入れていきました。

私も電卓先生と同じで、色分けをすると情報量が多くなるのが嫌で、色を使う時は青色だけを使っていました。

問題集の使い方・解き方

情報屋先生情報屋先生

【使っていた択一式問題集と解き方】
合格年度に主に使っていた択一式の問題集は、LECの「合格ゾーン」です。とにかく問題を解く量を増やしたかったので、問題収録数の多い「合格ゾーン」を使用していました。

問題を解く毎に、「問題を解いた日」「解くのにかかった時間」「正解したか否か」を記録していきました。

過去問を何度も繰り返し解く勉強をしていたので、解いた日を記録することで次に解くまでの期間の目安にしていました。解く時間は、前回解いた時間よりも早く解けたかどうかを確認するために記録していました。

また、問題を解いていて理由がよく分からずに解いてしまった肢には、肢の横に△のマークを書いていきました。△のマークがかいてある肢は、次に解く時には「なぜそうなるのか」理由もきちんと答えられるように努めて解いていました。

【使っていた記述式問題集と解き方】
合格年度に主に使っていた記述式の問題集は、不動産登記法も商業登記法も主にTACの山本先生の「オートマ」を使っていました。 「オートマ」は短い問題文の中に、様々な論点が詰まっているのが良かったです。

択一式と同様に、問題を解く毎に、「問題を解いた日」「解くのにかかった時間」「正解したか否か」を記録していきました。

記述式は正解できたかどうかよりも、どういう思考回路でその解答にたどり着いたかという解法のプロセスの方が大事だと思っていたので、間違えところは「どこで誤った判断をしたか」を解説ページを見ながら確認していました。

【ボールペンへのこだわり】
記述式の解答を書く際は、必ず三菱鉛筆の「ジェットストリーム」を使っていました。
色々なボールペンを試してみて、自分なりに一番書きやすくしっくりきたのが「ジェットストリーム」でした。「ジェットストリーム」は今でも仕事で使っています。


誠実先生誠実先生

【使っていた択一式問題集と解き方】
自宅で勉強する時はLECの「合格ゾーン」、電車の中など移動中は伊藤塾の「3300選」を使っていました。

合格ゾーン」は1問解く毎に間違えた問題にチェックを入れていきました。また、派生論点を解説ページに書き込んでいき、”問題集をテキスト化”していきました。

3300選」は移動中に解いていたので書き込みをするのではなく、間違えたり悩んだ問題には付箋を貼っていきました。見返した時に「もう大丈夫」と思ったところの付箋を剥がしていきました。

情報屋先生
情報屋先生
3300選」に付属しているしおりには「明日の自分は、今日の自分が創る」のようなモチベーションがあがる言葉が書かれていましたね。

【使っていた記述式問題集と解き方】
伊藤塾の講座の問題集を使っていました。答案構成は手書きで書いていましたが、解答はパソコンで打っていきました。パソコンで打つことで時間短縮にもなり、解答と一緒に答案構成もスキャンして一緒に保存していたので、あとで見直す時に見直しやすかったですね。データ化することで持ち歩きがしやすく、いつでもどこでも見ることが出来るのも良かったです。

【ボールペンへのこだわり】
普段の勉強では解答を書く際はパソコンで打っていたのですが、模試や本試験で記述式の解答を書く際は、無印良品の「さらさら描けるゲルインキボールペン」を使っていました。

 


電卓先生電卓先生

【使っていた択一式問題集と解き方】
TACの実践編の問題集を使っていました。TACの問題集は前半が1問1答形式、後半が5肢選択式の本番形式で収録されていたので、段階を踏んで解くことが出来たので良かったです。

問題を解いた後に、間違えたところをテキストで確認し、テキストの使い方で紹介したように、テキストに下線を引いたりマーカーを引いたりしてテキストを充実させていきました。テキストを充実させるために問題を解いていった感じですね。問題は全部で1~2回くらいしか解いていないです。

【使っていた記述式問題集と解き方】
記述式の問題集もTACの講座に付属の問題集を使っていました。前半に基礎問題、後半に実践問題が収録されていたので、順番に解いていっていました。

時間を短縮するために、解答用紙には所有権移転だと”所・移”のように略語で書いていました。答案構成をするところまでが重要だと思っていたので、特殊なひな形を除いて、最終的には解答用紙に解答を書かずに、答案構成が終わった段階で終える問題もありました。

【ボールペンへのこだわり】
記述式の解答を書く際は、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」を使っていました。「ジェットストリーム」は低価格で書きやすくてとても良かったです。

 


六法先生六法先生

【使っていた択一式問題集と解き方】
択一式の問題集は予備校の過去の模試を繰り返し解いていました。

1問目の1肢を解いたら、次は2問目の1肢を解くといったように、1問5肢を全部解くのではなく、1問につき1肢だけ解いて次の問題を解いていっていました。

肢ごとに解説を見たいけれども、解説ページには次の肢の解説が書いてあるので、それが目に入るのが嫌だったのと、1肢から関連論点を自分で想起させたかったので、その他の肢の論点を自分で思い出すために、1問は1肢だけ解くようにしていました。

間違えた問題にチェックを入れていき、次の日に必ず復習するようにしていました。

【使っていた記述式問題集と解き方】
記述式の問題集も、予備校の過去の模試を繰り返し解いていました。

1問40分と時間を決めて、解くスピードを意識して解いていました。解答は電卓先生と同じで略語で書いて時間短縮していました。

【ボールペンへのこだわり】
記述式の解答を書く際は、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」の三色ボールペンを使っていました。問題を何度も解いているとインクがすぐなくなるので、経済的負担を軽くするために替え芯を買って使っていました。

誠実先生
誠実先生
それぞれ自分に合った勉強法を実践していたようですね。勉強法の正解は一つではないですね。
電卓先生
電卓先生
司法書士試験は、ただ知識があるだけでは合格するのが難しい試験ですね。試験の特性に合わせて、自分に足りないものは何なのかを考えて補っていく必要がありますね。
情報屋先生
情報屋先生
みんなそれぞれ自分に合った勉強法は何かを試行錯誤して、自分なりの勉強法を確立させていった感じですね。これから何かの勉強をする時、他の人が実践していた勉強法で、良いと思ったものは取り入れていきたいと思います^^
六法先生
六法先生
自分の中では当たり前にやっていたことが、他の人からみたら当たり前ではなく、でも自分の中ではその勉強法が正解だという、、、改めて受験時代の話を皆としてみて、今になって色々な勉強法があることを知れて面白かったです。

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