司法書士になるには、まずは司法書士試験に合格する必要があります。
今回は、司法書士試験の受験資格や合格率、試験スケジュールなどについてご紹介します。
menu
受験資格・受験料・受験地・試験スケジュール
受験資格
司法書士試験は筆記試験と口述試験があり、筆記試験を受験するのに、受験資格に制限はありません。年齢や国籍に関わらず、誰でも受験することができます。
口述試験は筆記試験の合格者のみに受験資格があります。
受験料
受験料は8,000円です。受験申請書に8,000円分の印紙を貼付して納付します。
試験スケジュール
司法書士試験は年1回、例年、筆記試験は7月の第1週の日曜日、口述試験は10月の中旬に実施されます。
※令和2年度はコロナの影響により、下記日程から延期して実施。
| 日程 | 項目 |
| 4月初め | 受験案内公表 |
| 5月初め~中旬まで | 受験申請受付 |
| 7月第1週日曜日 | 筆記試験 |
| 8月初め~中旬 | 筆記試験基準点発表 |
| 9月下旬~10月初旬 | 筆記試験合格発表 |
| 10月中旬 | 口述試験 |
| 11月上旬 | 最終合格発表 |
受験案内は、こちらの法務省のホームページで公開されます。受験申請書等一式は、全国の法務局の総務課で取得できます。また、大手の資格試験予備校でも配布していますので、予備校に確認するのも良いと思います。
受験申請は、筆記試験を実施する受験地の法務局又は地方法務局の総務課の窓口に持参するか、郵送で申請します。
受験地
筆記試験は、「東京・横浜・さいたま・千葉・静岡・大阪・京都・神戸・名古屋・広島・福岡・那覇・仙台・札幌・高松」の15都市で実施されます。
口述試験は、「東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌・高松」の8都市で実施されます。口述試験の試験会場は、筆記試験を受験した受験地によって自動的に決まります。口述試験の試験会場を任意に選ぶことは出来ませんので、ご注意ください。
試験時間・試験形式・試験科目
筆記試験
筆記試験は、7月の第1週の日曜日の午前の部9:30~11:30(2時間)、午後の部13:00~16:00(3時間)の計5時間で実施されます。試験形式は、午前の部は択一式(マークシート)、午後の部は択一式(マークシート)と記述式です。
試験科目は、①憲法、②民法、③商法・会社法、④刑法、⑤民事訴訟法、⑥民事保全法、⑦民事執行法、⑧司法書士法、⑨供託法、⑩不動産登記法、⑪商業登記法の11科目です。
| 午前の部(9:30~11:30) | |||
| 択一式(マークシート)、全35問 | |||
| ①憲法 | ②民法 | ③商法・会社法 | ④刑法 |
| 午後の部(13:00~16:00) | |||
| 択一式(マークシート)、全35問 | |||
| ⑤民事訴訟法 | ⑥民事保全法 | ⑦民事執行法 | ⑧司法書士法 |
| ⑨供託法 | ⑩不動産登記法 | ⑪商業登記法 | |
| 記述式、全2問 | |||
| ⑩不動産登記法 | ⑪商業登記法 | ||
口述試験
口述試験は、筆記試験の合格者のみが受験でき、10月の中旬に実施されます。
試験科目は、①司法書士法、②不動産登記法、③商業登記法の3科目です。
筆記試験の基準点とは?
筆記試験には、①午前の部択一式、②午後の部択一式、③午後の部記述式試験にそれぞれ基準点といういわゆる足切点が設定されています。総合点で合格基準点を超えていても、1つでも基準点を下回ると、それだけで不合格となります。
直近の基準点は以下のようになっています。
| ①午前の部択一式(全35問/105点満点) | ||
| H31(R1) | 25問 | 75点 |
| H30 | 26問 | 78点 |
| H29 | 25問 | 75点 |
| H28 | 25問 | 75点 |
| H27 | 30問 | 90点 |
| ②午後の部択一式(全35問/105点満点) | ||
| H31(R1) | 22問 | 66点 |
| H30 | 24問 | 72点 |
| H29 | 24問 | 72点 |
| H28 | 24問 | 72点 |
| H27 | 24問 | 72点 |
| ③午後の部記述式(全2問/70点満点) | ||
| H31(R1) | 32.5点 | |
| H30 | 37.0点 | |
| H29 | 34.0点 | |
| H28 | 30.5点 | |
| H27 | 36.5点 | |
出願者数・受験者数・合格点・最終合格者数・合格率
直近の出願者数・受験者数・合格点・最終合格者数・合格率は以下のようになっています。
| 年度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格点 | 最終合格者数 | 合格率 ※対出願者数 | 合格率 ※対受験者数 |
| R2 | 14,431人 | |||||
| H31(R1) | 16,811人 | 13,683人 | 197.0点 | 601人 | 3.57% | 4.39% |
| H30 | 17,668人 | 14,387人 | 212.5点 | 621人 | 3.51% | 4.32% |
| H29 | 18,831人 | 15,440人 | 207.0点 | 629人 | 3.34% | 4.07% |
| H28 | 20,360人 | 16,725人 | 200.5点 | 660人 | 3.24% | 3.95% |
| H27 | 21,754人 | 17,920人 | 218.0点 | 707人 | 3.25% | 3.95% |
勉強方法
司法書士試験は合格率3~4%台と、国家試験の中でも大変低い合格率となっており、難関資格の一つに挙げられます。
勉強方法には、①独学、②通信講座を受講する、③予備校の講座を受講するといった3つの方法があります。
独学では、勉強計画から使用テキスト・問題集まで、全て自分で決めて学習するため、自分のペースで勉強できるといったメリットがあります。最近では、市販のテキスト・問題集も分かりやすい・使いやすいものが沢山販売されていますので、独学での合格も不可能ではありません。
通信講座は、場所を選ばずに学習することができ、予備校よりも受講料が比較的低価格であるというメリットがあります。独学にかかる費用+αで、有名講師の授業が受けられたり、質問制度を利用できたりするので、近年通信講座の人気は高まっています。
司法書士試験講座を提供している人気の通信講座を紹介致します。
| 予備校名 | 特徴 |
| アガルートアカデミー(公式サイト>>) | 合格したら受講料全額返金+お祝い金、個別指導もあり。 |
| 資格スクエア(公式サイト>>) | 受験指導豊富な実力派講師、質問制度等の充実したサポート体制。 |
| スタディング(公式サイト>>) | 圧倒的な低価格、オンラインに特化した問題集などのツールが充実。 |
| クレアール(公式サイト>>) | 司法試験/行政書士試験/宅建士試験受験者対象コースあり。 |
多くの合格者が選んでいる勉強方法は、大手の資格試験予備校の講座を受講して学習する方法です。司法書士試験講座のある予備校には、LEC、TAC、伊藤塾、辰巳法律研究所といった、合格者を多数輩出している実績のある予備校があります。
| 予備校名 | 特徴 |
| LEC東京リーガルマインド(公式サイト>>) | 2012年~2018年初学者向け講座 受講生数 11,725人、2011~2019年初級コース出身受験生115名が一発合格(公式サイトより) |
| 予備校名 | 特徴 |
| 資格の学校TAC(公式サイト>>) | 合格者を多数輩出してきた山本先生、竹下先生、姫野先生といった有名講師の受講コースあり。 |
| 予備校名 | 特徴 |
| 伊藤塾(公式サイト>>) | 2019年度最終合格者601名のうち、52%の312名が伊藤塾有料講座を利用(公式サイトより)。 |
| 予備校名 | 特徴 |
| 辰巳法律研究所(公式サイト>>) | 法律系資格試験に特化した大手予備校。 |
情報屋先生と誠実先生は、「伊藤塾
」で合格。
電卓先生は、「資格の学校TAC/Wセミナー」で合格。
六法先生は、「LEC」で合格。














