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コラム・その他

[序章1]司法書士新人研修で出会ったかけがえのない仲間(情報屋先生のつぶやき)

序章1:かけがえのない仲間

情報屋先生
情報屋先生
「ステイ法務」が出来るまでの過程を、(情報屋先生のつぶやき)として5回に渡って紹介します。

「この人達と何かがしたい」。このプロジェクトは自分のこんな思いから始まった。

  • 統率力・男気があって、絶対的な信頼をおける誠実先生
  • 博識でキレ者で頭の回転が速く、それでいて人格者の電卓先生
  • エッジのきいた物の見方ができて、真面目だけどムードメーカーの六法先生

 

“この人達”というのは、司法書士の新人研修で出会った3人。

メンバーとの出会い、それは偶然。でも必然だった。

司法書士試験に合格すると、その後数カ月に渡って新人研修を受ける。研修には、実務等に関する講義を座講形式で受講する集合研修、各司法書士会が主催する支部研修、司法書士事務所にインターンに行く配属研修など、いくつかの研修がある。

3人と出会ったのは、認定司法書士※になるために受講する特別研修。特別研修は100時間程度に渡って、4~6名の小グループに分かれてディスカッションや模擬裁判等を通して、簡裁代理業務に関する知見を深めていく研修。この研修を修了すると、認定司法書士になるための試験(簡裁訴訟代理等能力認定考査)の受験資格を得ることが出来る。

※簡易裁判所での訴訟代理等関係業務ができる司法書士のこと。特別研修を受けて認定考査に合格した後、日本司法書士連合会の登録を受けた司法書士は、簡裁訴訟代理等関係業務が出来る。

特別研修は、事前情報でとてもハードな研修だと聞いていた。

情報屋先生
情報屋先生
(最後までやりきれるかな…)

テンションが下がる情報を耳にすることが多かったので、特別研修が始まる前は、そんな不安な気持ちでいた。でも、いざ始まってみると、特別研修が研修の中で一番楽しい研修となった。

その一番の理由は、グループのメンバーに恵まれていたから。

確かに特別研修は、スケジュール的にはハードだった。通常通り仕事をしつつ、研修には休みなく出席しないといけない(欠席すると、その時点で研修から脱落してしまう)。毎回出される課題の予習をしないといけない(予習しないとグループのメンバーに迷惑をかけてしまう)。

でも、信頼のおけるグループのメンバーとディスカッションをしながら答えを導きだしていく過程は、どこか心地よく、次第に特別研修に参加することが楽しくなってきた。特別研修の最後の方には「このまま研修が続けばいいのになー」などと思ってしまう始末w。

情報屋先生
情報屋先生
特別研修は”研修”なので、そこで出した成果は研修期間中にのみ有効なもの。でも、成果を出す過程は、実務にも活かせるんじゃないか。

次第にそんなことを思うようになっていた。

複数人でディスカッションを重ねて一つの答えを出すためには、それぞれに高いコミュニケーション能力が備わっていなくてはならず、参加者として当事者意識を持った上で参加しないといけない。それでいて、集まったメンバーのバランスも重要。物事を推進/統率/調整する役割だったり、違った視点で意見を言えることだったり、グループの雰囲気作りが出来る役割だったり…。

複合的な要素が備わっていないと、良い結果を出すことは出来ない。特別研修での自分達のグループは、そういったことが備わっていたこともあって、空中分解することなく最後まで走り続けることができた。

でも、いくら個人にスキルが備わっていても、お互いに信頼関係が結べていないと、うまくいくこともうまくいくはずがない。

「…信頼。」

これからの時代、今以上に必要になるのは”信頼”。”何を”するのかではなく、”誰が”しているのか、”誰と”するのか。

特別研修で偶然に出会えた3人とは、初めから信頼関係が結べていた気がする。それって凄いこと。貴重なこの関係を、特別研修の期間だけに留まらせることなく、これからも続けたい。特別研修が終わってからでも、何か一緒にできないか。そんなことを考えるようになっていた。

行動する勇気。始めないと始まらない。

そんなことを思いながら、特別研修が終わってから随分と時間が経ってしまった。

情報屋先生
情報屋先生
何かをしたい。何ができるか。

そんなことを思いながら、色々とアイデアは浮かぶものの、3人に声をかけることは憚られていた。

なぜか。

思い付きで発信すると、無駄に振り回してしまうことになりかねない。これまでの経験から、何かを発信して周りの人を巻き込むことには責任があることは分かっている。

「何のためにするのか?」「ゴールはどこにおく?」「実現する方法は?」「揉めたらどうしよう」、etc…。アイデアが浮かんでは沈んでの繰り返し。というか、そもそも、自分なんかのお誘いに、3人が乗ってくれるのか。そんなこんなで、特別研修が終わってから随分時間が経ってしまった。

そんな折、世間にはコロナ感染の波が押し寄せ、”コロナ禍”という新しい言葉も生まれた。次第にあらゆることに自粛ムードが漂い、終いには政府による緊急事態宣言が発表された。色々とストレスを感じることや不便なことも多い。でも、そんな状況だからこそ生まれる文化もある。

その一つが、ZOOMを使ったオンライン飲み会。気軽にオフラインで飲みに行けなくなった今、ネットを通じてテレビ電話をしながら各自の家で飲むリモートでの飲み会が流行りだした。

情報屋先生
情報屋先生
オンライン飲み会、3人とやりたい。

特別研修が終わってからも、3人とは継続的に連絡を取っていて、飲みに行きたいね、という話は定期的にしていた。でもなかなか都合がつかず、延び延びになっていた。皆が自宅にいる今、これは開催するチャンスだと。まずは誠実先生に声をかけてみた。乗ってくれるかな。

誠実先生
誠実先生
いいね、やろうよ

おー、一つ返事の好感触。電卓先生はどうだろう?

電卓先生
電卓先生
いいですね、やりましょう

おー、こちらも好感触。六法先生はどうだろう?・・・なかなか返信が来ない。しばらく経ってから返信が来た。

六法先生
六法先生
いいッスね、やるッスやるッス

返信までに間があったのは、迷っていたのだろう。でもまぁいい、とりあえずはOKなのだから。(あとで聴いた話だけど、やはり参加することをためらっていたらしい。突然にオンライン飲み会という特殊な形での飲み会に躊躇する気持ちは分かるw。)

そんなこんなで迎えたオンライン飲み会当日。話題は尽きることなく、一つのことについてそれぞれがそれぞれの考えを持って発言する。意見が違っても頭ごなしに否定することなんてなく、建設的な話し合いが繰り返される。

情報屋先生
情報屋先生
(あぁ、この感じ、この感じ。やはりこのメンバ、最高!)

皆がワイワイと話している中、自分は今話している話題とは違うことが頭の中を侵食し始め、それは次第に頭の中をパンパンに満たしてしまった。溢れ出てきたこの思い。今はまだ時期早々で言う事ではないかもしれない。でも溢れてしまったものを吐き出したくなった。

情報屋先生
情報屋先生
…あの、ちょっと話したいことがあるんだけど…。ずっと何か4人でやりたいと思っていて、こうこうこんな事(←詳細は次回のコラムで。)考えているんだけど、どうかな?
誠実先生
誠実先生
いいね、やろうよ
いいですね、やりましょう
六法先生
六法先生
いいッスね、やろッス

オンライン飲み会に誘った時と同じような好感触。そういえば、そうだそうだ、この人達は、例え自分の考えと違うことを人が言っていても、一旦自分の中に取り入れてから発言の真意を汲み取った上で意見を言う人達だった。何を恐れて発信することをそこまで躊躇っていたのだろう。

頭の中で考えているだけではモノゴトは好転しない。心の中で何を考え、何を思おうとも誰からも侵されることはない。それは”思想・良心の自由”として憲法でも保障されているw。

頭の中でただ思っているだけだと、誰かに傷つけられることもなく、自分の思い通りの世界が頭の中で繰り広げられるので心地が良いことかもしれない。でもそこに留まっていると、現実の世界で何かが変わることはない。

色々と思いを巡らせて、巡らせしすぎてコジらせていまい、なかなか前に進まなかった自分の思い。勇気を出して発信したことで、時計の針は動き出した。

今回はここまで。続きは『[コラム2]動き出した時計の針。何のためにやるのか、司法書士としてやる意味は何か。』で!

—after comments—

誠実先生
誠実先生
皆で楽しくZOOM飲み会してたのに、急に情報屋先生が黙り出してどうしたのかと思ったよね笑。まさかこんなこと考えていたなんてね。
本当ですね。でも私は率直に面白そうと思いましたよ。
六法先生
六法先生
ZOOM飲み会参加するの躊躇してたけど、参加してよかったッス。これからが楽しみッス。

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